下山の思想 756
一昨日テレビで紹介されていた本を買ってしまった。
最近「岳」の影響で山づくしである。
この前読み終えたのは「空飛ぶ山岳救助隊」だった。
これはこれで面白くよめたのだが、
今回は「下山の思想」。もうすでにタイトルからして今の自分の気持ちにピッタリである。
この本に出会う前から「20世紀の文明は我々を便利にしてくれたが幸せにはしてくれなかった」という想いがフツフツと沸いていた。もし、会社が潰れたり、リストラ対象となったとしたら、喜々として田舎に帰っちゃうだろうなぁという自分を想像する毎日である。
それほど、今の世の中は狂ってしまっている。夢も希望もないのだ。いやあると言えばある。
ないわけではないのだが、それを狙うと誰かから奪わなければならないのだ。それがいやなこったなのである。
日本は加工貿易国家であった。右から輸入した材料を加工して左に流す・・・それを繰り返して伸びてきた。でも本来は物を作ったりしてきた。生産をしていたのだ。今の日本は生産を手放した。右から左に動かす指示だけ出す国になってしまった。やっぱり何かを生み出さないと、奪うか貰うかしかできなくなる。みんながみんなこんな感じじゃだめなのだ。
都会と田舎、これまた、おいらは田舎コンプレックスが強かった。こんな田舎早く出たい。というのが高校生ぐらいの一番の願いだった。早く出たいから高卒で就職しようと思っていた。それが今、東京や、横浜の生活もしてみて、つまらないことがよくわかった。店にはいっぱい物があるがほしい物や買おうとする物はない。ちょっと行けばいろいろ遊び場とかあるけれどちょっとの距離でも渋滞して時間がかかる。ほしい物はネットで買えるし、レンタルビデオもネットでできる。もう都会に住む必要もないし、メリットも感じられないのだ。田舎がイイというわけではないが、親と生活し、親を介護し、看取る。それが本来の人間の姿だと思う。そしてみんながそうしないと日本の年金に頼ったサービスでは成り立たないのだ。
その他でんでん、とあるが心の中では恐慌万歳である。どうせなら早いとこ・・・・とも思う。
ただ、それを待ち望んでいるのでは心が今この瞬間から離れた状態で有り望ましくない。
取りあえず、本を全部読もう。・・・まだ50ページも読んでなかった・・・・
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