大阪への片道切符 352
>帰宅途中に公園を歩いていると、警察官と市役所の人がそのホームレスに、
>「どこから来たのか。どこへ行くつもりか」などと職務質問をしているのです。
>そして問答のすえ、「大阪の釜ヶ崎に行ったら食えるから」といって、
>大阪行きの片道切符を買う交通費を渡しているのです。
国策なのだろうか?それとも善意なのだろうか、どちらとも取れるが、聞いて気分のいい話ではない。釜ヶ崎も姥捨て山ではないのだから、いかに施設が整っていようともキャパと言うものがある。一方送り出す側からすれば、ここで野垂れ死にされるぐらいなら、片道代の切符を負担するほうがトータルコストは安い、ここに永住されるほうが治安や清掃などの対策費で高くつく。そして個人的には善意でやれる。ということだろうか?誰も助けないようなホームレスに交通費を渡す。例え、それが交通費として使われないにしても募金でもしたような気分になれる。お金を渡すほうはいい気分である。
ここでの問題はいい事をしているようで実は状況の改善、解決に向かっていない事だ。臭いものには蓋的な考え方なのだろう。ホームレスにも自ら希望してなったものもいれは、なりたくないのにならざるを得なかった人もいる。前者ならそれでもいいかもしれないが、後者の立場であれば人生の再出発を願っているのに、「大阪でどっぷり漬かってこい」と手切れ金を渡されているようなものである。それしか方法が無いのなら仕方ないのだろうがそうではないはずだ。
| 固定リンク
|
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 下山の思想 756(2012.02.10)
- 2月になっちゃってるのね 755(2012.02.06)
- This the end 748(2011.11.27)
- たぬきの恩返し 747(2011.11.18)
- 時代が変わる 743(2011.10.15)


コメント